2013年2月10日〜16日 メンバー:岡田(JFMA),T内(ぶなの会),S藤(ぶな の会),まき 10日: 移動(Tokyo-BangKok-Krabi) 11日: 移動(Krabi-AoNang), クライミング(Escher Wall) 12日: クライミング(One-Two-Three, Muay Thai) 13日: 観光(Emerald Pool, Hot Spring Waterfall, Tiger Cave Temple and Elephant Trekking) 14日: クライミング(One-Two-Three)、DWS(The oda Island) 15日: クライミング(One-Two-Three)、移動 (Railay-Krabi-BangKok-Tokyo) 海外の山を見てみたいと思った。それがJFMAに参加した理由。 思いがかなって、昨年はキルギスへ行くことができた。 「岩を登ってみたい。」 次はそう思った。 行ったかたの話などを聞いて「ヨセミテに行きたい」。 そう思った。 だけど、そこに行くには必要な技術がある。冷静にならなくとも私にはまだ早いことがわかる。 そんな時に、タイ・プラナンがスポートクライミングのメッカであることを知る。そうなったらもう、気持ちが落ち着いてはいられない。 そう、タイ・プラナンは、初心者でも気軽に取り付くことができる、スポートクライミングの楽園だったのだ。 |
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とはいえ、クライミングに必要なのはビレイヤーというパートナー。 事前情報によると、現地でパートナーを募るというのは普通らしい。とはいえ、職業柄、外人に超ポジティブシンキングが多いのはわかっている。 そしてそのポジティブシンキングは、ことが起こってからもポジティブだということは、イヤというほどわかっている。 石橋を叩いても渡らないと評判の山羊座の私。なにを好き好んで、そんな(楽しそうだけれど)キケンなことをしなければならないのだろう。 残念なことに、現時点で、JFMAにはクライミングをするメンバーはいない。なので、日本からのガイド同行ツアー、もしくは現地でガイドを雇うことを考えていたのだが、ありがたいことに、かけもち所属のぶなの会から2名、リゾート&ジム友1名の計3名が同行してくれることになった。 |
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これでビレイヤーの不安が解消でき、もう気持ちはプラナンへ一直線!! 今回はメンバー全員が始めてのプラナンとなるので、ディープなプランはたてずにスイート・プラナン。 初日はクラビでナイトマーケットを観光。 中日にオプショナルツアーでタイ観光。 最終日はゆっくりくつろいで、クラビに立ち寄り観光。 加えて、2夜をにぎやかなアオナン泊、残り2夜をライレイ泊にするという、欲張りなプランに。 |
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以下、長くなりますが報告。 10日:クラビまでの移動。その日にライレイまで行くことも可能だったが、週一で開催されるナイトマーケットの日ということなので、これを楽しむことに。 とはいえ、期待とは若干違っていて、地元住人向けの日用品等がメインなようで、扱っている品物は「ふ〜ん」といった感じ。 とはいえ、その熱気はやはり『アジア』。いるだけでパワーを感じる。 11日:アオナンへ移動。始めてのソンテウ。乗場ですでに満席に見えるソンテウを目にし「次か」とあきらめていたところ、係も乗客も「乗れ!乗れ!!」。結果、立ち乗り・助手席も含めて、乗客は14〜6人はいたような(笑) |
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40分程度のドライブの後、リゾートな街アオナンに到着。 ホテルへチェックイン後、待望のクライミングへ。 クライミングエリアである、トンサイビーチ、ライレイビーチ、プラナンビーチへはテイルボートでの移動。事前情報では要交渉でぼったくられることがあるとのことだったが、ふたをあけてみればすべてコマーシャル化されていて、クリアな料金形態に。定員が集まるまで待っての出航故、定員に満たない場合には料金交渉が必要となるけれど、それも最低乗車人数8人分を折半するという、いたってリーズナブルなもの。テイルボートでのぼったくりは、過去のことのようだ。 |
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そして私たち。初心者向けというクライミングエリア『1・2・3』へ行きたかったのだが、事前情報では日中ガイド講習等で混むとのこと。なので、プラナンビーチから徒歩5分程度のEscger Wall(エッシャーウォール)でも優しいルートがありそうなので、そちらへ行くことにする。 すでに登っているクライマーにルートを確認し、トポと確認しスタート。 始めてのプラナンの岩にドキドキするも、登ってみれば難しいことはない。 トポのフレンチグレード、4、5が、体感として5.8〜9程度とわかり安心し、また翌日からのクライミングに期待で胸を膨らませる。 (Tha Playgroune(4), Long Doo(5),Start&Easy(5), Scorpion(6a+)) |
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12日:はりきって早起きして1.2.3へ。ところが、7時からやっているというボート乗り場に到着するも、ボートのオーナーたちはやる気なし。結局、定員になるのを待たずに、4人で8人分のボート代を払うことで合意。 到着した1.2.3では、すでに2パーティーが登攀中。ここでもまたルートを聞きトポと確認させてもらう。彼らが登っていたルートの感想をきくと「Good! Good Warm Up!!」。 だったら登らせてもらいましょう、ということで、彼らのおすすめルート5を2本登ってウォームアップ(慎重派の私は、TR&リードで4本)。 (Ling Noi(5), Giggering For Climbing(5)) その後、偶然会った日本から来ていた福原ガイドに、Muay Thai(ムエタイ)エリアも良いと聞き、そちらへ移動。やさしいグレードからトライ。 おっかなびっくりで取り付いたが、結果、登りやすい。まわりの外人たちは、何度もテンションをかけながら、マイペースで登っている。日本のフリー・クライマーが見たら激怒しそうな光景だが、ここではそれが当たり前。「楽しみたい人が、楽しみたいように登る。」その単純なことが実践されているのが、なんだか見ていてうれしい。 しばらくして今まで登っていたエリアを見ると、潮位があがって水浸し。潮見表を見ながらのアクセス&クライミングが必要とさくらツアーの井上さんからアドバイスを受けたが、こういうことかと実感。 |
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お腹も空いてきたが、そのエリアで登れそうな最高グレードの6bを登ってからの休憩を提案。結果、それが正解。終わってランチをしている間に雨。止む気配もないので、ライレイとトンサイエリアを散策して終了とする。 (Hello Christine(6a), Valentine(6a+), Take It Easy(5),Alone(6b)) 夜は屋台で夕食。人の多さに閉口しつつも、やはり屋外は楽しい。予約したマッサージまでの空き時間に、海外でやっている「Lucky Balloon」をやることに。願い事を書いた大きな灯篭に火をつけ、熱気球のように飛ばすというもの。環境保護的には首をかしげるシロモノだが、観光客としてはそそられる。メンバーそれぞれ願いを書いて夜空に飛ばす。 |
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13日:初日に予約していたオプショナルの観光ツアーへ。(Emerald Pool, Hot Spring Waterfall, Tiger Cave Temple and Elephant Trekking) 個人的には「島めぐり(Island Hopping)」をしたかったのだが、他メンバーの熱い希望に合わせて同行することに。 エメラルドプールは観光案内通りの美しさ。泳げるが、天然プールだけあって、足のつく場所とつかない場所があるので要注意。またさらに奥にあるBlue Poolは必見。その蒼色の美しさは筆舌に尽くし難し。 次なる温泉滝は、日本人にはうれしいポイント。段々になる釜で温度が変わるので、好きな場所を見つけることができる。 そしてタイガー・テンプル。天然の奇岩の洞窟は神秘的。今もお坊様たちが修行をしているかと思うと、厳粛な気持ちになる。そして最後は象乗り。おちゃめに仕込まれた象が、ツアー客に鼻噴水をひっかけたりキスしたりと、大サービス。大笑いでトレッキングを終える。 終了後、次なる宿泊先のライレイへテイルボートで移動。 |
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14日:早朝、T内さんと1.2.3で2本登る。前回の1.2.3でT内さんが登りたいと言っていたものの、潮が上がってきたために見送って登れなかったWe
Sadにトライ。福原さんのおすすめだけあって、長くて登りがいがある上、爽快なルート。エッシャーウォールではルートが短かったので「これがプラナンか!」と目からウロコ。 (King Cobla(5), We Sad(6a+)) ホテルで朝食後(写真24,25)、プランニング中から楽しみにしていたDWS(ディープウォーターソロイング)のためにトンサイへ移動。DWSとは、海っぺりの岩をフリーソロで登ること。終了後は海へ飛び込むため、落下地点の安全の確保が必須となるため、ガイドツアーが主体。私が頼んだのは、クライミングショップ「ベースキャンプ」主催で700B。事前に高く登り過ぎることに注意とか、飛び込む際の上下左右の確認とか、あれこれ注意事項を受け、出発。ゲレンデはボートで数十分のポダ島。 いざやってみると、クライミング自体はそれなりなものの、終了後の飛び込みが怖くて高いルートは登れない。そんな中、外人たちの怖いもの知らずの登りっぷりに脱帽。 |
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この日の最高度は25mはあったんじゃないだろうか。登ったのはUKからと思われる男性。きっとバンジーも平気でやるに違いない。 ランチタイムはポダ島の小さな白砂のビーチへ。タイフードの弁当ランチを食べた後は、ビーチで三々五々ボルダリングやシュノーケリングで遊ぶ。マットがないのでビビりつつも5級程度のボルダーを楽しむ。午後は別のゲレンデでDWSを楽しみトンサイへ戻る。 別行動をしていたT内さんたちと合流し、潮が引いたビーチをライレイまで徒歩で戻る。 (完登は6b。あとは6a、6b+をほどほどの高さまでと、オリジナルルートをクライミング |
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15日:早いもので最終日。早起きして1.2.3を登る。3本はいきたかったが、残念ながら2本で終了。だが、初日に今回のクライミングの目的としてロックオンしたRamazon(6a)を登ることができ満足。こういう"壁"というよりは"囲まれた岩"を登りたかったので、感無量。来た甲斐があった。ホテルでブランチを取った後、クラビへ移動し観光&おみやげゲット。最後となるであろうタイのB級グルメを楽しむ。 その後、バンコク経由で日本へ。機中泊後午前に成田着。 (Massage Secrets(5), Ramazon(6a)) |
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日本でプラン中には上記に加えてマルチもやりたいと思っていたのだが、いざ到着してみると、移動時間や潮位を考慮に入れると時間がなく、本音を言えば、初日に予約をいれた観光を後悔してしまった。だが、私の性格からいってこういう状況でもなければ観光はしなかっただろうし、実際楽しかったので良しとする。また、マルチかDWSかも悩んだが、DWSはこういう機会でもないとできないクライミングなので、やはり捨てがたかったし、結果、クライミングやジャンプ以外でも、多国籍なクライマーに混ざる経験はなかなかおもしろかった。未経験のクライマーには、ぜひトライしてみてもらいたい。 想像以上にプラナンのクライミングエリアは広大だった。今回は概要が見えたのみ。ぜひまた再訪して、今度こそクライミング三昧の旅としたい。 最後に、今回の旅のためのクライミングの事前練習から本番に至るまで、あったであろう私欲(登りたいルート)を堪えて、終始こちらのレベルにつきあっていただいたT内氏に、心から感謝するとともに、次回再訪の際には、T内氏の希望ルートにおつきあいできるよう、さらなる精進をしていきたいと思います。 みなさま、ありがとうございました。 |