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Central Asiaキルギス
 
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2012年7月25日~7月27日 おだ 記

 
   
 7月25日(水) 晴れ

 ビシュケク発13:30⇒バルックチュ⇒コチュコル⇒ソン・キョル湖20:30

 「さくら・ゲストハウス」オーナー疋田さんの昨日、日本から直接届いたばかりの「SURF」で、「ソン・キョル湖」へ2泊3日のキャンピングに出掛ける。メンバーは疋田さん娘のさくら(7才)とそら(5才)、そして私達3人。
 出発は事務処理、家事処理(新生児の男の子の病院送迎等)で出発は昼過ぎ。車は通い慣れたカラコルヘの道をイスィク・クリ(ウスク)湖西端のバルックチュの手前から左へ折れコチェコル(遠望の雪山を指して、疋田さんが嫁の実家はあの山の麓との事)へ入り最後の買出しとソン・キョルからナルンとカザルマンへ抜ける道の中間、アク・タルへの情報を探すが土地の人もCBT(旅行社)の事務所でも解らず「バイクが通れる程度の道」ではないかとの事でこの案は没。 
湖畔の朝のボズ・ユイ     
 街外れから車の少ない山間の道をナルンへ向かう。途中の分
 岐(サル・ブラック村?ナルン方向は中国のカシュガルへ抜け
 る間道)を右へ入ると山裾の広い草原帯となり、未舗装を走る。
 暫く走ると道はジグザク登となり、雨もぱらつく頃、新規購入
 車は後輪右がパンク。寒い小雨の中、説明書と首っぴきのジャ
 ッキの位置に四苦八苦重いタイヤを四人掛りで何とか交換完
 了。
 日が落ち湖面の確認が出来ず薄ぼんやりと見える放牧のボズ・
 ユイの光を目当てに草原の中に突込む。霰の降る中ボズ・ユイ
 の隣へ設営。子供達は震えながらの食事、後早々にテントへ。
 就床前の夜空は雲の切れ目から星が、でも真暗な草原には牛の
 柔らかい糞が其処此処に。  
 
ボス・ユイの子どもたち
     7月26日(木) 晴れ テント移動

 湖畔を回り込むテント移動岳の今日は、陽射が出てからの起床。撤収を終えいざ出発!でも車のエンジンが掛らない、何かの状況でバッテリー上がりか? 隣のボズ・ユイの人達の協力を得て押しても引いても駄目。隣のボズ・ユイに協力依頼を馬で行ってもらう。その間に道路を走る何台かのミニバス(観光チャー車か?)に手を上げるがヒッチと勘違いか止まってくれない。その内隣のボズ・ユイ車が到着し針金や手持ちの細いケーブで直結始動を試みるがNO、申し訳なさそうに応援車は引き揚げる。お手上げ。子供達は暇を持て余し小川で釣りを始め、大人はめっきり少なくなった車の見張り、試しに運転台に入り今一度キーを回すが駄目、何となくシフトレバーを見ると?位置。?に入れ直し一発始動。
 湖畔へ移動開始。対岸が霞む湖、遠望の雪山に囲まれた湖周辺の広大な草原は、点在する放牧のボズ・ユイ、足を置くのに困る程の名残りの花、其の中に付けられた轍を車は湖を半周して旅行会社のボズ・ユイ(ユルト)が見える湖畔に設営。牛達がすぐ近くをウロウロし、陽が射せば半袖、雲が出れば小雨が落ちて雨具、そんな空の下はビシュケクの暑さと異なり一時の至福感。釣りに出掛けた疋田さんや子供達も雷と雨に追い駆けられ早々に引き上てくる。   
さくらとそら      
 夕食はこの国では滅多に口に出来ないアラメディンバザールで仕入れた豚肉の焼き肉とビール。日が落ちると伴に冷気は更に強く。

 7月27日(金) 晴れ

 ソン・キョル湖07:00⇒チャエク⇒クズル・オイ⇒スーサムル⇒
テョル・アシュー峠⇒ビシュケク20:00

 今日の工程は長い。早朝撤収を開始するが、寒さに温かい牛乳とパンの軽い朝食で出発。テン場から何処でも走れる草原を横切り轍の残る道へ出て暫く走るとカーブに申し訳程度の「アク・タル(Ак・Тал)」への分岐道標が有る。右の本道へ。小さな上り下りを繰り返す草原の中の道は左側に雪の山脈(Moldo Too?)、右は小さな起伏の登り降りの間に湖が垣間見える景色が延々と続く。車は急激に高度を下げる葛籠織りの下り道に掛ると炭鉱が飛び込んでくる。炭鉱は人の動きも感じられず、輸送車の往来も少なく廃坑の様だ??。
  http://jfma.news.coocan.jp/Agent%20tent1.jpg 
    旅行会社のボズ・ユイ
 http://jfma.news.coocan.jp/Lake1.jpg   川を渡りチャエク村で予備タイヤのパンク修理工場を探すが16時迄停電で作業が出来ずとの事。街外れの小さな修理屋に飛込むと作業OK、でも亀裂部に樹脂を固めた材料をねじ込むがNG、親父は他の店に材料を調達に2個の埋め込みで何とか。さすが言葉が通じなくても適正圧を入れ完了。ガソリン補充を終え、ナルン川の支流で昼食。
数軒の民家しかない様な場所なのにバッカスはビールを調達。疋田さんは先日この支流で1m以上のマス?を上げたと、途中2度程腰まで水に付けながら流れにチャレンジ。2匹目のドジョウは居ず。
子供も大人も車に飽きる頃、車はクルグス第2の都市オシュを結ぶ主街道にぶつかり右へ、3,566mテョル・アシュー峠のトンネルは高高度の上約2Km長、大型車は信号規制、トンネル内は狭く車の明かりだけ、速度落とさぬ大型車とすれ違う時はビビる。トンネルを抜けビシュケク側で一休み。振り返ると残雪はトンネル入り口からすぐ上の峠迄、冷気が漂う。連続する下り急カーブ、点在する脱輪車の道を成れない車を運転する疋田さんに感謝、感謝。
再び暑く雑沓のビシュケクの街に着いた頃は皆様お疲れ様。 
ソンキョル胡    

                                          
  http://jfma.news.coocan.jp/tennel1.jpg 
    テョル・アシュー峠タラスク側トンネル入口  

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