無料カウンター
完成.
南米 漫遊記(5)最終回
アルゼンチン( ウシュアイアの山と旅)  
 

  2014年12月10日 作成


                                                 


ビーグル水道の夜明け 
 

さよならウシュアイア

さよならブエノスアイレス

さよなら中南米の国々。


 ウシュアイアの街とMt Olivia1324m

 タンゴ鑑賞



海外情報へ戻る



ウシュアイアの山と旅 その1

11月23日

宿の背後にある山、mt.Martial(1319m)へトレッキング。
登り2時間下り1時間。積雪あり。途中から降雪。トレイルはここまでの看板あり。


ここまで来るとダーウィンの名前が

山の麓はキノコが満開 

風が当たるところの樹林帯 

.風が当たらないところの樹林帯 
 
最終到達地から上部を見上げる
 
トレッキング終点(825m)
   エル・カラファテからバスで20時間。
 マゼラン海峡を渡って最南端の町ウシュアイアに到着。周辺の山と旅を続けています。
 「フィッツロイ艦長!これは食べられますか?」 「Mr.Imai ! これはムール貝だ。一度食べたらカッパ海老煎餅だぞ??」(ビーグル水道で)確かに。
 お陰で最終バスを乗り過ごすところでした。やめられない、止まらないフェゴ島の旅…。に一致するウェブページは見つかりませんでした。
     
     

エル・カラファテからバスで20時間。最南端の町、ウシュアイアに着きました。


マゼラン海峡を行き来するフェリー 

フェリーの先にはフェゴ島が見える 

フロントガラスが割れたバス 

乗り換えたバスは機動隊の装甲車のよう 

24時にウシュアイアへ到着 

ウシュアイアから日本は17,127km 


ウシュアイアの山と旅 その2

                                                2014年11月26日 作成


 地球最果て号
軌道は60cm   11月24日(月)

      行動8時間

  チリとの国境線が引かれている国立公園を歩いて来ました。町から20km。 
 バスをおりて入園料140$を払う(フィッツロイはなかったよ)。そこへ地球最果て号の蒸気機関車到着。森、湖水、ビーグル水道と、登山を残して全部歩く。
 登山は登り4時間の1日コースだが、翌日は再度入園料を払わなくてはならない。車代を入れると340$=3500円だから止めた。

トレッキングルートから見る周辺の山
ビーグル水道案内図  
.ビーグル水道 

レンガの森(南極ブナ) 

ビーグル水道ラパタイア湾

 N.Pの看板ありすぐ近くが国境線 



ウシュアイアの山と旅 その3


                                                2014年11月28日 作成


.ムール貝の海鮮ラーメン 

カラファテの町遠景.
11月26日(水)

行動時間 : 6h
タクシーでN.Pとは反対側のビーグル水道海岸線をトレッキング。タクシーに6時間後に迎えに来るよう伝えて出発。丘を越え、森を歩き、波打ち際に降りてムール貝を再び食す。 

カラファテの花満開

.森を歩く 

丘を歩く  
 
特大ムール貝
 
今日は赤ワインと一緒に頂く

 海に流れ込む渓谷

吊り橋を渡る 

花のトンネル

チリ側の山



ウシュアイアの山と旅 その4


                                              2014年12月1日 作成

Cortez山の森 森の中の牧場で入場禁止  11月29日(土)

行動時間 : 5h
ウシュアイア背後の山(Del Medio 925m)に登った。ホテルから歩いて登山口へ(20分)。すぐに樹林帯に入る。湿地の登山道を抜けると、森林限界(700m)。そこからは瓦礫地帯。転べば手を切りそう。ガレ場の山頂。雪が降って来た。でも、寒くない。氷河湖もある。ゆっくり下って1時間半。
前日は隣のCortez(833m)山を目指したが、3h半をさ迷い歩いて登山口見つからず断念。今日はやっと一つのピーク
に立てました。 
 .牧場の奥に見える Mt.Olivia(1326m)左手  
Medio 登山口
 
シジュウカラ位の小鳥
.トレッキングルートは泥沼のよう  
周囲を囲む1000mの山
 
Del.Medio 山頂
山頂からウシュアイアの街を臨む   10.パスにある氷河湖(まだ凍ってる)
 
水分一杯のがれ場を下る 
     


ウシュアイアの山と旅 その5


                                                   2014年12月3日 作成

 12月1日月曜日

 190cmの榎本航さんが現れる。
 2年前、JFMAでキルギスへトレッキングした。
 彼はその時にビシュケクで初対面した世界自転車旅行中の青年。今33歳。 先に到着していた松島さんたちからの依頼で、自転車のタイヤを2本持って行った。
 タイヤを交換しないことには旅を続けられない状態だったようだ。
 それから2年。彼は欧州、アフリカ、北アメリカ、南アメリカとペダルを漕ぐ。
 そして今日、とうとう最南端の地ウシュアイアに到着したのだ。じつは、次の移動を考えて山を降りたその晩に彼からメール。
 「リオ・ガジェゴスにいます」
 なんと、リオ・ガジェゴスは、カラファテからバスで移動する時に乗り換えた街だ。3日か4日でウシュアイアに到着すると云う。
 予定を変え、待つことにした。

 

 夕食は私の手料理でビールに赤ワイン2本を空けた。そこへ予約しておいた蟹(King Club)が食べきれないほど届いた。より美味しく頂くためと、白ワインを買いに行ってもらった。彼の胃袋は凄い。ネパールのポーター並だ。ご飯にすると13合は食べる。 と云うわけで、2日は二日酔いをさまそうと軽いトレッキング。
 その前に恐る恐るの支払い。ところが、どう云う訳か蟹は宿の主人の差し入れとなりました。ごちそうさまでした。
 彼は自転車を修理して、午後出発。次の再会は1年半後。青梅で。

  11月29日土曜日

 どうしてこんなに気持ちが高揚するのだろうか。
 まるで、新しいガールフレンドが南米の地に出来たみたいに
 キルギスでのちょっとした出会いが、2年後に南米の最果ての地で再会です。

   明日か明後日はビーグル水道を歩いて往復8時間。彼と再会祝宴のため、ムール貝を採りに行って来ます。

 ウシュアイアは今、南極1011日のツーリスト客で宿がどこも満杯です。

背後の山は森林限界が700m。それ以上は日本の北・ア5月の景色。

ツアー客は、大体がチリとの国境にあるN.P(地球地の果て号蒸気機関車)と冬のスキー場となる場所以外はちらほら。今日の山は4時間のポピュラーコースで、会ったのは7人でした。

山へ入ると、1000m付近から氷河が出て来ます。標高は高い所でも1400mに足りないくらい。冬山装備があればどこでも登れます。

 
 

 3日、ブエノスアイレスへ飛び、12日に成田で今回の私の旅は終了です。
 ほぼ当初の計画どおりに行動出来ました。ご協力ありがとうございました。
 14日の投票日に間に合いそうです。
 横山氏から託されたオバマ大統領への手紙、今でも会う人ごとに説明し、署名もらってます。
 沖縄、福島、三陸を忘れず旅が出来たこと、良かったです。では。 








      

海外情報へ戻る
 
 
 
トップページへ戻る