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   2013年 台湾  雪覇国立公園     雪山3886m
                 江連 記 

2013年11月9日 記
 
雪山登山センター
 
センター前から登山開始
10月8日(火)
 登山口にある立派な建物の事務所で、これから登る雪山のビデオをみてから2人のガイドと一緒に出発する。
 先頭は、若いガイドでゆっくり歩くようにお願いしてスタート、登山道は手入れが行き届きしっかりと整備されている。
 急な登りは無くゆっくりと樹林帯の中を登るというよりも、歩いてといった感じで七下山荘に到着。山荘は、私達のパーティーだけの様だ。 

七か山荘 
 
七か山荘の夕食の献立の一部
 早速、日本から持参してきた、つまみを玄関先のテーブルに広げ飲み始める。間もなくきのこの入った暖かいスープが出された。私たちよりも先に食事を作ってくれる2人が登ってきていた。
 夕食前に塚田さんが明日下山することを決めた。すると、松原さんも体調が不安なので塚田さんと一緒に下山するという。残念。
 ガイドから明日は、3時起床、3時半朝食、4時出発と聞き明日は山行時間が長く頑張らねばならないので早々に寝袋に入った。
 

朝焼け 左ピークは南湖大山 
 
唐檜の樹林帯
10月9日(水)
 3時起床、星がとてもきれいに輝いて、天気は良さそうだ。
 ヘッドランプを照らし、ここから下山する2人には若いガイドが付き添い、その他の9名は中年のガイドを先頭に出発、2時間位登ったろうか空が明けてきて、この山行のあとに松島さん達が登る予定の山なみが見渡せる。
 七下山荘からも、ずーと樹林帯が続く。北八ヶ岳の樹木を大きくしたような感じでうっそうとしている。
 樹林帯を抜けると三六九山荘に到着、これからひと頑張りしなくてはならず荷物を置き荷軽になって歩き出す、三六九山荘のまわりは草原の斜面で見晴らしが良い。夏の名残のナデシコがピンク色で可憐に咲いている。 
 
カール 左奥が雪山
 
雪山主峰3886m
 再び樹林帯の中を登る。北八ツ岳を彷彿とさせる。
 頑張って頂上直下のカールに着き小休止後は、ガイドが疲れたらしく「先にいってくれ。」と言うので松島さんが先頭を歩く、ここから1時間位で雪山に到着。
 山頂には三角形の大きな石に雪山のレリーフがどっしり鎮座している。
 その石を入れて、皆が記念撮影をして休んでいると、なんと塚田さんと松原さんを登山口まで送って行った若いガイドが登ってきた。 

三六九山荘の裏斜面          

南湖大山から日の出       
 
三六九山荘の夕食風景














        
       
頂上からの眺めを楽しみ、だれかが頑張って背負ってきてくれたみかん(おいしかった)をご馳走になって、下山開始。
 下山は、念願の雪山を踏んだ喜びからか、足場の悪い場所も無く足取りが軽い、いいペースで山荘に帰り着いた。山荘は明日が国慶節で休みのためとても混雑してしる、昨日とは大違い。
 別棟の食堂の前にあるベンチを取り囲み談話をして過ごす、お酒が全く無くなってしまい、夕飯後は疲れもあり早々に横になった。
    
  10月10日(木)
 4時起床、山荘はとても混雑していて落ち着かない、朝食後すぐに出発した。
下山中は多くの登山者とすれ違った。七下山荘に着いてホッとしてまもなく登山口に到着、ここも混雑していてビックリ、握手をしこれで終了。       
  
 参加者: L今井、小田、江連、岡田、神岡、小山、坂口、中崎、中野、松島、松原、横山  計13名

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